APL/J言語:副詞(adverb)と接続詞(conjunction)

APL/J言語:副詞(adverb)と接続詞(conjunction)
動詞(verb)と違い、副詞と接続詞は単項、二項の両方の意味を持つということはありません。

副詞は動詞の後ろに付いて動詞の動きを変化させますので、左側の引数だけという意味で常に単項(monadic)です。接続詞は常に二項(dyadic)です。


接続詞と副詞は名詞もしくは動詞に作用します。接続詞は4つの違うクラスに属する結果を生成します。


例えば、u&vは動詞uと動詞vの組合せを生成します。また、^&2は右引数の2を動詞^(キャレット、べき乗)と接続することにより、二乗の意味の動詞を生成します。また、2&^は2をべき乗した結果を出す関数です。このように接続詞&は場合によっていろいろな名前で言及されます。または、あえて一つの名称にすると、大雑把に全体をカバーするような名称になります。