株式投資について

この10年、20年日本だけでなく世界的に物価が安定しているというかデフレなので、株式や不動産に投資しておく意味が相当薄れている。だがしかし資産という観点からは資産のある割合を株や不動産にしておかないとインフレ時に損をする。(お金の価値がなくなる。)
たとえば、60才で仕事がなくて(する気もない)という人で、過去の貯蓄をうまく年金化できなかった人、すでに30年住んでいる古いマンション住まい(あまり価値がない)。現金(銀行預金)だけが資産。あと30年くらいは生きる。というような状況の場合、通常株式投資という観点は入ってこない。65才からの年金と手持ち資金を30で割った額で生活設計をすると思う。
そうした場合、その30年の間にインフレが来ると、月6万で生活できると思っていたのが10万かかるようになり、計画がおじゃんになる。インフレになった場合、株がどうなるのか、不動産がどうなるのか、個別にはなかなか予想できることではないのですが、大きな観点からは資産の何割かは株にしておくべきです。
という論理構成でこれから数年間、団塊の世代が生活設計を始めるので株式市場にお金が流れ込むと思います。