なんくるないさー

って、ほんとに沖縄語?
というとしかられそうですが、ちょっと。
ネットで調べた限りなのでこういう危ないことを言うときにはもっとちゃんと調べなければいけないのですが、とりあえず備忘ということで。
宮里藍平良とみが使っている。
その他たくさんの人が使っている。
しかし
言語を制限した言い方はいけないとは思うものの、沖縄語、琉球語うちなーぐち、なんと呼んでもそれなりにひとつの言語であり、沖縄内の方言を含みながら、ほぼまとまった文法体系の中にある。
で、なんとなく純粋沖縄語ではなく、日本語とのあいのこの語感があって、しかも分析を許さない。
辞典に載っていない。
沖縄の古い歌の歌詞に使われていない。
ホント?


追記:2007/07/15。海の日
首里那覇方言音声データベース
http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/srnh/search.php
というのをたてよこななめに引いて考えました。
ナンクルは、ひとりでに、自然にという意味です。
この前半のナンは、たぶん「何」ですね。後半のクルは、沖縄語にある、不定形語尾のクルだと思います。上記の沖縄語辞典のサイトで「クル」で部分検索すると、クルが語尾の単語がたくさんヒットします。
ナイサーですが、「なるさ」でいいと思います。標準語の「なる」はたぶん沖縄語では本来いろいろな別の形になりますが、標準語での歴史も長いので、沖縄でも広く使われます。語尾変化して「ナイ」です。
で、けっきょくよく言われる「なんとかなるさー」とすごく似ているし、意味もニュアンスは若干違うかもしれないけれど同じ。What will be will be.ですか。
失礼しました。