1.TIME October 1, 2007(英文、アジア版), p.54 Heirs Apparentの記事に怒っている件
英文タイムの最後のページにある一ページのエッセイで、安倍、福田、小沢、麻生、小泉等々二世三世の政治家だらけで、これは旧態依然とした政治が続いているという指摘です。日本をバカにしているような気がしました。というか書いている人政治をしらないよね。政治はいろんなシチュエーションがあって、見かけはそのように見えてもその中でそれなりにダイナミックな変化起こして来ているのが現代日本の置かれている状況と思う。
2.運は数学にまかせなさい=>モンティ・ホール問題。三つの箱のどれかにダイヤモンドが入っている。どれかひとつを選んでくださいな。当たる確立は三分の一。ここで、答えを知っている私がハズレの箱を開けて進ぜよう。今、目の前にはあなたが選んだ箱と私が開けなかった箱の二つだけ。あなたは、このまま選んだ箱を開けてもいいし、もうひとつの箱に鞍替えしてもいい。いったい、どちらがトクだろう?
4.英文タイムも朝日新聞も浅薄な左翼とひとくくりにして無視してもいいのだが、影響力が強すぎる。
追記:モンティ・ホール問題についてはウィキペディアが詳しかった。ためしに次のようなプログラムを作って100回試行させてみました。
#! /usr/bin/env ruby count = 0 100.times do #setting the right door first case rand(3) when 0 doors = { 0 => true, 1 => false, 2 => false} when 1 doors = { 0 => false, 1 => true, 2 => false} when 2 doors = { 0 => false, 1 => false, 2 => true} end userchoice = rand(3) testerchoice = rand(3) # tester chooses the false door while (doors[testerchoice] || userchoice == testerchoice) testerchoice = rand(3) end # then user changes the choice of the door changechoice = userchoice while (changechoice == userchoice || userchoice == testerchoice) userchoice = rand(3) end if doors[userchoice] then count = count +1 end end p count
すると、理屈どおり、三分の二の確立になっていました。以下は、10回やってみた結果です。
67
65
67
64
62
68
76
65
62
71
おもしろいですねー。1/3だったのが、なにも変わらないのに、乗り換えただけで2/3になる。1/2ですらない。絶対乗り換えるべきということですよね。
追記:「モンティ・ホール ruby」で検索したら一番上に出てきたサイトにあったプログラム
#!/usr/local/bin/ruby $s = 0 #最初に当たり回数をカウントする変数($s)を0に。 def monty #モンティホールの選択を1回試行するサブルーチン。 ans=rand(3) #答え(ans)を乱数で決める。 first=rand(3) #最初にあてずっぽうで開けようと思う扉(first)を決める for i in 0..2 #モンティさんが開けるドア(open1)は、はずれであり、かつ最初に if i != ans and i != first # あけようと思ったものでもないどれかの扉。 open1=i break end end for i in 0..2 #回答者が開けるドア(decide)は、考えを変えたのだから、 if i != first and i !=open1 # 最初のドア(first)ではなく、かつ、モンティさんの開けた decide = i # (open1)でもないどれかのドア。 break end end if ans == decide #で、決定した(decide)ドアが、当たり(ans)と合っていれば $s += 1 # $sに1を加える。 end end for i in 0..1000 #これを1000回繰り返す。 monty end p $s #で、結果はいかに?
似たような考え方だけど、rubyっておもしろいですねー。