UNIX環境


数日前に、Unixユニックスが知の結晶というか、最高みたいなことを書いて、つらつら考えています。日本の学生事情を知らないのですが、ちょっと前のアメリカのコンピュータの本を見ると学生たちは端末でログインすると、メールもプログラミングもエディターもすべてUnix環境の中で何年間か過ごす様子が垣間見られてうらやましかったものです。


いまだとやはりまずはLinuxなんでしょうね。パソコンを一台それにおごるか、デュアルブートにするかCygwinにするか、やりかたはどうでもDOSマシン(いまでもこういう言い方でいいのかな?)上にLinux環境を作り、そこにインターネットからいろいろダウンロードしてきてインストールする。それ自体をサーバーにしてインターネット上に発信する人もいるし、どこか借りてFTPで発信する人もいる。


マックのUnixLinuxではなかったような気がしますが、マッキントッシュでユニックス入門をされる方も多いと思う。DOSマシンと違って買ったときから保証付きの環境があるのはすごいと思います。UTF-8とか言語対応も自分で悩まなくて済むし、早く頂点に行きたい人には入門としてはこちがお勧めかな。


あとわたしがいつも書いているようにレンタルサーバという手がある。レンタルサーバも昔は高かったし、環境設定がたいへんだったようですが、どんどん敷居が下がっています。とはいえDOSマシンやマックで始めるよりは多少はハードルが高い。それでやる人が少ないのかも知れません。レンタルと言ってもほんとにレンタルしているわけではなくて、ドメイン名をおいてもらっているだけなんですけどね。むしろ、自分の完全に自由になる環境がインターネット上にある、というのがいいのだと思う。