楽譜が何種類もある場合

ピアノはなんでも弾けてしまうので、同じ曲に楽譜が何種類もあります。
アレンジが違うというとかっこいいですが、アレンジというほどのものでなくても、なに調で弾くとか、和音を全部弾くかどうかとか、きれいにしたり弾きやすくしたりしたものがいろいろあります。
最近、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」を弾いているのでこんなことを感じています。もとは合唱だったもので、たぶんそれに伴奏もあって、歌も何声かあったりするので、そもそもひとりで手が2本しかない状態で弾くようにすること自体が無理があります。だけどたくさんの人がそれなりに弾きたいと思うので楽譜がたくさんあって、それも「やさしい」と銘打ってやさしくなかったり、短くしているのでいちばんかっこいいところが抜けていたりで、なかなか悩むところです。弾いてみないとわからないし。弾くのは簡単そうでむずかしいし。簡単そうなのに実に覚えにくいし。


と文句言いながら練習していますが、素敵な曲ですよね。


以上