アーティキュレーションの一部だと思うのですが、一連の数小節のメロディ(フレージング)の区切りを示すのに、短いたて棒の印をつけますよね?
楽譜によっては、カンマみたいだったり、vの文字の場合もあると思いますが、五線譜の一番上の線にチョンとつけるやつ。フレージング(phrasing)マーク、ブレス(breath)マーク、いきつぎ(breathe)とかで検索してなかなかわかりませんでした。
LilyPondのドキュメントでは「グレゴリア聖歌では、休符記号がなく、その代わりにdivisionが使われます。」という説明のところにありました。目的は違うかもしれませんが、見た目はまさにこれです。"gregorian.ly"をincludeしないと使えません。
追記:\include "gregorian.ly"を使うと、副作用があることが判明して、defaultのtextLengthOffに戻れなくなります。すると音符と音符の間が不自然にあいたりして使い物になりません。いまのところこれを免れるやり方がみつかりませんので、gregorian.lyを使うのはやめて、シンプルに\breatheを使うことにします。すると、たて棒ではなくてカンマのような形のいきつぎマークになります。
% diviso.ly \version "2.12.3" \include "gregorian.ly" \relative g' { \clef treble \key c \major \time 2/4 g4 \virgula g4 \caesura g4 \divisioMinima g4 \divisioMaior g4 \divisioMaxima g4 \finalis }