ゴルトベルク変奏曲よりアリア

英語だとGoldberg Variationsですが、人名や地名は原語読みと言うのが日本の一応のルールですので、ゴルトベルクになるはずです。
しかし、ネットで検索すると、ゴルトベルク、ゴールドベルク、ゴルドベルク、ゴールドベルグ、みんなありますね。耳で聞くのはゴールドベルクが多い気がしますが、ウィキペディアもゴルトベルクだし、わたしもゴルトベルクにします。


ピアノを習ってて、ずっと全音のバッハ「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集」をやっていますが、21番のアリアが、ゴルトベルク変奏曲のアリアと同じ曲です。別のところのどこかにBWV988/1と書かれていました。


この小曲集はペツォルトのメヌエット ト長調とかやさしめのもあるいっぽうでこのような難しいのもまざっていてびっくりします。ならび方も難易度順ではありません。ピアノ独習者は要注意ですね。
しかし、音楽は難易度と何かが相関しているわけでもないし、熟練度と弾きたい曲が一致することもないのでこの雑然さがリアリティがあるのでしょう。17、8世紀のバッハ家で人気のあった曲集と考えると味わい深いかもしれない。