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ミイラが目覚めたのに、兵馬俑はまだ眠っているのか

アラブの春の影響で中国でのジャスミン革命の時の流行語らしいです。中国人はこういう冗談が上手ですね。共産主義だった時代のロシアのジョークもおもしろかったので、独裁政権下だとジョークがおもしろくなるのかもしれません。


しかし、まじめに考えるとこのジョークはいくつか間違っています。というかアラブの春というのから間違っているのでしかたないと思う。エジプトの軍事政権はムバラクから別の人に代わっただけでなにも変わっていないし、中国共産党に至ってはびくともしない。


世界経済の沈滞の中で、経済はなにかの動きを求めているわけで、陰謀論ではないですが、無意識にアラブあたりの国際紛争を期待している。エジプトは結局なにも起きなかったので、リビアシリアに飛び火しているのだと思います。最低限でも武器が売れる。中国はそんなことをしなくても不景気に耐えられる国ではないので、世界経済が悪くなればなにかを起こしてくれるのを世界経済は織り込み済み。


すごく悪意に満ちた意見に聞こえるかもしれないけど、そうではなくて、経済は経済という生き物で、その中で生かされている地球で起こることはなんらかの意味で経済に還元して論ずることができると思っています。


というわけで、ミイラは目覚めていないし、兵馬俑に至っては、未来永劫眠ったままだと思います。だって、中国国民が目覚めていないのだから死者が目覚めるわけがない。