パートIで定義、説明された数字の定数の形は、文字を使うことによってさらに詳細になります。つまり、3分の2なら2r3、π(パイ、円周率)の2倍なら2p2,π(パイ、円周率)の2000倍なら
2e3p1です。数字の定数の記述についての完全なスキームは以下の順序に従います。
.(ピリオド、ドット) 最初に小数点に従います _(アンダーバー) 次に負の記号に従います e(イー) (科学的)指数表記 ad ar j 複素数(大きさと角度)のラジアンもしくは角度表記、 複素数 p x パイ(o.1)やオイラー数(指数表記の^1)などの数字 b 基数(10から35についてはaからzを用いる)
さらに数字の末尾にxをつけたものは拡張整数であり、数字にrをつけてさらに数字をつけたものは有理数です。セクションIIを参照下さい。
たとえば、2.3は2と10分の3です。_2.3はその負数です。しかし_2j3は複素数の実数部分が_2で虚数部分が3であり、2j3の負数ではありません。さらに階層が同じものは一緒に使えません。1p2x3は間違った数字です。
2.3e2 2.3e_2 2j3 230 0.023 2j3 2p1 1p_1 6.28319 0.31831 1x2 2x1 1x_1 7.38906 5.43656 0.367879 2e2j_2e2 2e2j2p1 2ad45 2ar0.785398 200j_200 628.319j6.28319 1.41421j1.41421 1.41421j1.41421 16b1f 10b23 _10b23 1e2b23 2b111.111 31 23 _17 203 7.875
pやxの後に負の整数が続いているものは逆数を示します。例えば、2p_2は2をパイの二乗で割ったものです。2x_2は2をオイラー数の二乗で割ったものです。