次のバブル


本屋に行ったら、


巨大バブルがやって来る!~金融危機終息後の「モラトリアム相場」の読み方~木下 晃伸 著


というのが平積みされていました。


読んでから書くべきなのですが、今回の金融危機をアメリカやウォールストリートのせいにして溜飲を下げているマスコミの風潮に辟易している自分としては違った角度の本はまずウェルカムです。
そもそも、わたしはバブルはかならずあるものであるという認識です。はじけてみてバブルだったことがわかるので、それも百年単位でみないとホントはわからない。


ひょっとしたら今回はお金をたくさん印刷した国が勝ちなのかもしれない。逆に、世界中で金融緩和をして実力以上のお金を印刷してしまったので、制御できている国だけが生き残るのかもしれない。為替(通貨の交換レート)からしばらく目が離せないと思います。為替がコントロールされている国の経済が焦点だと思う。

現在の感触:中国バブル。中国がインフレになり、かつ通貨価値が下がらず、輸入大国になる。世界中のお金を飲み込んで、破裂。かつてソ連=>ロシアのときと相似。投資マネーはババ抜き状態。つまり通貨は強いは金利は高いはで中国に投資しないのはバカという状況でお金があつまるが、最後に中国の国債をつかんでいたところが大損をくらう。でも世界は安泰。