「失われた十五年」と金融政策―日銀は何を行い何を行わなかったか

お金はどうやって発行されるのか
通貨量とデフレ、インフレの関係
金融政策によってマネーサプライを増やすことは可能か

とかなんとか、よくわからない質問が頭に浮かんだので、何冊か本を読んでみました。


1.「失われた十五年」と金融政策―日銀は何を行い何を行わなかったか田中隆之
2.日銀を知れば経済がわかる
3.「お金」崩壊


でよかったのが最初の本だけで、あとの2冊はひどかった。
ネットでお金や景気の話を読んでいて、どうも変だと思っていたのですが、やはりみんなわからないで書いているのですよね。専門家でもこんな感じなのでしろうとがいろいろ誤解するのは無理もない。


「失われた十五年」と金融政策―日銀は何を行い何を行わなかったか田中隆之


はいいです。必読書ですね。


並行して、


通貨燃ゆ―円・元・ドル・ユーロの同時代史


というのを読んで、これはこれでとてもおもしろかった。
通貨は経済だと思っていると、間違いで、政治なのだということをよくわからせてくれます。
でも、ジャーナリストの悲しさで、経済的な理論の部分がいいかげんだと思う。
でもいい本だし、必読書だと思う。おもしろく読めます。


以上