PDFにするのに裁断機は要らない(1)

iPadにしろKindleにしろ電子書籍という文脈で語られることが多いけど本は多種多様なのでアメリカのようにはなかなかならないと思います。しかし英語の本は便利ですね。だいたい外国の本はなんであんなに厚かったり、ペーパーバックは紙が悪くて数年たつとボロボロになったりするのかと思う。あんなだから電子書籍にならざるを得ないのだと思います。


さてスキャンの仕方の記事にいつも裁断機が出てきますが、心は惹かれるものの、せっかく本をスキャンしてスペースを作ろうとしているのに物を増やしたくないですよね。
だからじっとがまんしてずっとハサミでカットして来ました。もう2000冊くらいスキャンしたと思うので手順を書いておきます。


1.厚紙の表紙はスキャンに適さないのでナイフカッターでカットしてすてる。
2.カバーはスキャンしたければする。本の本体と一緒にしたい場合は、本のページの大きさにハサミで切るか、折り込みの部分をセロテープでしっかり留めてスキャンする。
3.本体はナイフカッターで1/2、1/4、1/8、…と丁寧に背中を割って行き、20ページくらいずつに分解する。さらに手で5ページくらいずつに分解しハサミでカットできる厚さにする。
4.ヘンケルの良く切れるハサミで背中側をカットする。これで各ページがバラバラになる。
5.各ページがバラバラになったことを確認するために30ページくらいずつ扇状にしてよく調べる。つながったページがあるとスキャナーがジャムってたいへん。
6.スキャンする。

以上