ICレコーダーでファイル分割

中国語に限った話ではありませんが、語学の勉強にCD付きのテキストがあってみなさん使うと思うのですが、とても使いにくいですよね。なぜかと考えると、ファイルの分割の自由度がないからだと思います。解説の部分を消したいとか、短い短文集にしたいとか、ダイアログのところだけのファイルにしたいとかができない。
iTunesでMP3にリッピングして、パソコンで編集ソフトを使ってやってやれないことはないのですが、ふだんICレコーダーで聞いているし、ICレコーダーでは通常そのICレコーダーで録音したファイルしか編集できませんので結局できないと思っていました。
これを避けるために、CDプレイヤーやパソコンからマイクやライン入力でICレコーダーに持ってくれば最近のICレコーダーならファイル形式にもよりますが分割や部分消去ができると思います。昔はMP3ファイルは編集に向かないと言われてたのですがそうでもないようです。


と、ここまでが前置きで愛用のサンヨーICR-PS603RMである実験をして成功して感動しているところなので、それを書きます。ちなみにこのICレコーダーは後継機ICR-PS605RMも出ていて、ICレコーダーとしては値段が高いですが、とても小さくて音がとても良くて語学勉強に最適です。語学の勉強にPCM録音は過剰スペックみたいに言われますが語学こそ音楽よりも高度なスペックが必要だと思います。この辺はまた書きます。


さてICレコーダーにリッピングしたMP3ファイルを持って行くと編集できないことは書きましたが、そのファイルをファイル名を変えてあたかもICレコーダーで録音したようにできないか、というのがアイデアです。録音されたファイルのファイル名の構成についてはマニュアルにちゃんと説明がありましたのでそれに沿って名前を変えてその名前と矛盾しないフォルダにコピーしました。あこれはパソコンにつないでの作業です。ただあっという間に終ります。パソコンと切り離して鳴らして好きなところでとめて、そこでファイル分割ができました。成功です。


これで学習生産性が飛躍的に上がったと思います。