一次変換

座標平面上の各点 P ( x , y ) に対応して、同じ平面上の点 Q ( x' , y' ) がちょうど1つ定まるとき、この対応を座標平面上の変換といい、Q をこの変換による点 P の像という。また、この変換を記号 f などを用いて、次のように書き表す。


f : ( x , y ) ↦ ( x' , y' )


座標平面上の変換、f : ( x , y ) ↦ ( x' , y' ) が次の式で表されるとき、この変換 f を 1次変換という。


x' = a*x + b*y
y' = c*x + d*y


行列で表すと


{ x' , y' } = { ( a , b ) , ( c , d ) } * { x , y }


↦ は、LaTeX で \mapsto という記号です。ユニコードではU+21A6 に相当します。個人的には、ただの右矢印で十分と思います。