シカゴ大学の政治学のミアシャイマー教授がウクライナ戦争について語っています。
世界的な米国際政治学者・ジョン・ミアシャイマー「ウクライナ戦争を起こした責任はアメリカにある!」【日本語字幕付き】 https://www.youtube.com/watch?v=cZaG81NUWCs
ウクライナだけはNATOに入ることは許さないと何度もプーチンは言っていたのにその方向にどんどん進めてきたことが今回の戦争の原因と言っています。
2008年からの話なのでブッシュ時代からですね。ミアシャイマーは、現実主義者なので、始まってしまった以上しょうがない。お互いに掛け金を上げ続けるしかない、と言っている。解決策はないみたい。
話の途中で東京大空襲や広島長崎の話が出てくるのですが文脈がわかりにくい。
私の理解では、アメリカですら勝っていた戦争で硫黄島・沖縄の戦いのあと日本占領のためには膨大な数の米兵の犠牲を覚悟しなければいけないと恐怖に震えてその結果東京大空襲や原爆投下になった。それを考えればどんなことをしてでもロシアはウクライナをNATO配下にはしないだろう、と言っている。
東京大空襲についてそんな風に考えたことがなかったので新鮮でした。
いやしかし、その論理では今回はロシアがウクライナに勝って和平交渉ということでそれはアメリカが許さないでしょう。すぐには無理でも、アフガニスタンは20年、シリアは10年、かけてアメリカが負けたわけだから同じような話になるのかもしれない。
うむ。わからん。