中国語を勉強していると、百科事典がないことに気がつきます。辞典はあるけど事典がない。日本語以外の言語ですと、国語辞典が簡単な百科事典を兼任している。たとえば広辞苑なんてほとんどなんでも載っている。英語だとランダムハウス英和大辞典でたいていのことは済む。ところが中日辞典はどこのものも固有名詞がない。通常使う言葉の半分くらいは固有名詞がらみだと思うので、これでは勉強できない。
なんてことを考えて、ネットを検索してたら、中文版ウィキペディアが意外に中国の検閲を逃れてそうとうまともな百科事典になっていることを発見しました。マイクロソフトもアマゾンも検閲になびいてしまったことを考えると、ある意味基盤のないWikipediaがここまでがんばれるのは不思議ですよね。議論中のコメントがつきながらではありますが、天安門事件もチベットも載っている。
考えたこと：
１．いつまでもつかわからないので、全文ダウンロードを試みる
２．ちゃんと読む
３．自国語で自由な議論が出来る英語圏や日本でのウィキペディアはなくても済むかもしれませんが、基本的に自国語が検閲下にある言語の世界にとっては貴重かもしれない。サポートしたい
４．簡体字、繁体字がタブひとつで変化するのがすごい
以上
