Ankiの共有デッキ登録方法はよく変わる。それでもAnkiはやはり良いので情報共有
Ankiという暗記カードアプリを長く使っている。
ちょっとした暗記物はカードを作って回しているうちに、気がつくと覚えている。ボケ始めた高齢者にはかなり心強いし、もちろん受験生にも向いている。
自分だけで使っているのはもったいないので、最近は共有デッキとして公開するようにしている。ただし、Ankiの共有デッキ登録方法はとにかく仕様変更が多い。ネットの記事も古いものが混ざりやすい。そこで、現時点で実際に登録できた方法を記録しておく。
Anki共有デッキの登録手順(AnkiWeb側)
現在は Ankiアプリ内から直接共有するUIは無くなっている。
AnkiWebの画面から操作するのが確実。
まずブラウザで次にアクセスする。
https://ankiweb.net/shared/decks
ログイン後、上部の Decks をクリックすると、自分がAnkiWebに同期しているデッキ一覧が表示される。
各デッキの右端に Actions というボタンがある。
共有したいデッキの Actions を押し、プルダウンメニューから Share を選択する。
あとは画面の指示に従い、
デッキの説明文を記入し、
著作権を侵害していないことのチェックボックスを確認して、
登録するだけ。
登録してもすぐには公開されない。通常24時間後に一般公開される。
現在登録・準備中のデッキ
現在、以下のような「日本人向け」シリーズを作成・登録している。
- 日本人向け古典ギリシャ語入門
- 日本人向け百人一首 下の句から上の句
- 日本人向けロシア語入門
- 日本人向け中国語入門
- 日本人向けアラビア語入門
- 日本人向けフランス語入門
暗記カードは役に立たない?という議論について
暗記カードの暗記効率が高いこと自体は、ほぼ誰も否定しないと思う。
一方でよく言われるのが、
「暗記カードで覚えた単語や例文は、実際の運用には使えない」
「テストには強くなるが、語学が話せるようにはならない」
という意見。
確かに、暗記カードだけで英語がペラペラになった人は聞かない。
ただし私見では、どうせ覚えなければならない基礎事項は、早い段階でさっさと覚えてしまった方が、その後の学習効率は明らかに上がる。
使えるようになるかどうかは、その後の段階の問題であって、
覚えていない状態で「運用」だけを回そうとする方が無理がある。
「日本人向け」にした理由
世の中には英語で説明されたAnkiデッキや入門サイトが大量にある。
だが、納得感を伴って理解するには、説明は母語である日本語である必要があると感じている。
「最終的には対象言語で考えるべき」
「母語を介さない方が効率が良い」
という意見もあるが、正直それは無理だと思っている。
少なくとも初期段階では、日本語で腑に落ちる説明がある方が、結果的に遠回りにならない。
音声について
音声は Google Cloud Text-to-Speech を使って生成している。
有料サービスだが、Ankiデッキ用途程度の分量では、今のところ料金は発生していない。
発音の一貫性があり、言語を切り替えても品質が安定している点が便利。
共有デッキの更新に関する注意
共有デッキは、
登録時だけでなく 更新のたびに再び約24時間、検索結果から消える。
そのため、検索して出てこない場合でも、
「消された」「削除された」とは限らない。
翌日、もう一度検索してみるのが確実。
おわりに
AnkiはUIも仕様も頻繁に変わるが、
それでも暗記ツールとしての価値は依然として高い。
使っているだけで終わらせず、
公開できるものは共有していく方が、結果的に自分の整理にもなる。
同じようにAnkiを使っている人の参考になれば幸い。