アングルファインダー

最近のデジカメは写りがよくなって液晶が大きくなったのはいいのですが、ファインダーがなくなって、液晶も動かないものになって、遊びというか自由度がなくなってしまいました。
アングルファインダーというキーワードでなにかないかなぁ、と探していたら、タダの鏡なのですが、エツミビュープレーヤーというのが見つかりました。画像がさかさまになったり、これで使えるのかぁ? というしろものですが、安い(2000円くらい)ので近くのヨドバシカメラでひとつ購入。少し遊んで、オクラ入り。


で、そのとき隣にあってつい買ってしまったのが3倍ルーペ付液晶フードHD-2027(株式会社デジスコドットコム)、こちらは高くて7000円くらいしたと思う。いいかげんでごめん。最近、ポイントなどがついているのでいったい自分がいくらで買っているかよくわからない。


昔、ケンコーデジタルウィンドーというのを使ってとても便利していたのですが、こわれてしまって、かわりを探していたのでとてもうれしい。ルーペ付液晶フードというのは、フィルムやスライドを拡大して見る拡大鏡のようなもので、液晶の後ろ(手前)につけて見ると、明るい外でもくっきりと拡大して見れるので、巨大ファインダーのような役割をします。

ケンコーデジタルウィンドーDW-40Hは組み立て式でアイデアはいいのですが、かばんの中で分解してしまいました。今回のHD-2027はやわらかいゴム製でとても丈夫そう。ついてきた取扱説明書では普通のデジカメの液晶につけて、まるで望遠鏡を見るように使っていました。

まるで望遠鏡というのがとてもあたっているのです。たとえば、光学10倍、デジタル4倍のデジカメとすると、その時点で40倍、その液晶をこの3倍ルーペ付液晶フードで見れば120倍の望遠鏡のようなものになる。覗くスタイルも見たいものに向かって立って、レンズを対象に向けるのでまったく同じ。このまま商品になりそうなものです。

さて、しばらく前にパナソニックのSDR-S200というSDカードムービーカメラを買ってあまり使わないでいたのですが、これがムービーカメラなので、液晶画面が動きます。これに3倍ルーペ付液晶フードをつけてみたところ、スーパーデジタル100倍かける3倍でなんと300倍というマシンに変身。さらに、液晶画面が動くのですごく遠くから角度をつけて立って写すというあやしいことが可能になってしまいました。ちとコワイね。SDR-S200は247gととても軽くて小さくて、てのひらに入ります。
欠点は、液晶が安物で3倍にして見ると悲しくなる。これをいまどきの精細な液晶にしてくれれば、最強のXXマシンだと思う。


追記:2007/07/18。この記事を書いてから、ネットで「液晶フード」「液晶シェード」などで検索してみました。ケンコーのデジタルウィンドウもその後数を増やしてまだ売っているようです。倍率も5倍だし、折りたたみだったりコンパクトだったりするので、まずはお勧めはケンコーの方かな。どちらも似たようなもので両方売っている店もないと思うので見かけたら購入をお勧めします。デジタルカメラライフが楽しくなりますよー。