四声の間違い

中国語のテキストで声調付きのピンインがついています。というかそれがないと勉強にならないくらい大切なものですが、これが覚えるのが大変なうえに、テキストの誤植が実に多い。


それについての考察。中国語は声調に多少のバリエーションはありますが基本的には正しくしゃべっています。ネイティブの中国人も習得した日本人も外国人も。声調なしには意味が通じませんので当たり前です。これがなぜ文字になる時に間違えるか。


ひとつには中国人はピンインを読んだり書いたりする習慣がない。ピンインを書いてもらおうとすると、うんうん考えて書いています。四声も考えて付けてますね。こんなだから中国人にやってもらうと間違いが生じるのではないでしょうか。一方、日本人は正しく覚えていて、選択問題ならばぜんぶ正解なのに、ピンインを付ける仕事をやらせると間違えるのですねー。勘違いなのですが、深いところで四声と意味が結びついていない。だから間違える。


ピンインチェッカーとかいう団体を作って出版前に検定してもらうというのはどうでしょうか。


あ、さすがNHKのテキストは間違いがないです。やればできるじゃん。