合成関数の記号の丸

f という関数と、g という関数を合成して、g ∘ f という関数を定義する、という言い方をするときの、まんなかの記号の小さい丸は、ユニコードの U-2218 で、読むときは普通「まる」と読んでいると思います。
英語のウィキペディアcomposite function のところを読むとわざわざ読み方が書いてあるので、あちらでも困っているのでしょう。


合成関数 g ∘ f は、 (g ∘ f)(x) = g(f(x)) で定義される。 
g ∘ f という記法の読み方。
g サークル f
g コンポーズドウィズ f
g アフター f
g フォローイング f
g オブ f


と書いてありました。「まる」に近い「サークル」というのがいちばん最初に来ていますね。


数式を英語式に読むと論理的で分かり易いという意見をよく目にしますが、そもそも普通の言語で書くと分かりにくいから数式にしているのですから、数式どおり読むのが正しいと思います。べき乗とかのパワーオブとかも日本語の方が分かりやすい気がする。