多死時代か大量死時代か

団塊の世代が寿命を迎えると毎年沢山の人が死ぬわけで、生まれる方はそんなに変化しないから見かけ上人口が急速に減る。人口は減るけれど消費性向の低い高齢者が減って、資産が次の世代に移るので、国家経済的にはプラスの面もある。よく働いてよく消費する国になる。

団塊の世代が寿命を迎えて毎年沢山の人が死ぬのを大量死時代と呼ぶと思っていたけど、大量死の意味が動物の大量死に使われるのを嫌ってか多死時代と呼ぶらしい。まだ固まっていないかもしれない。

人口が増えている段階の経済成長を人口ボーナスと言って、その逆を人口オーナスと言うらしいが、それはそうなのだろうが、まだまだ規模のメリットもあるし、死ぬまで安い給料でよく働く国民なのであまり悲観的になったり、極端な政策に逃げたりしないで良いと思う。昔から、稼ぐに追いつく貧乏なし、と言うじゃないですか。