アラビア語を勉強し始めました。
目的はあの文字が読めるようになりたい。
アルジャジーラのニュース (アラビア語字幕がついている) がわかるようになりたい。
エジプト映画や中東で放映されている日本のアニメについているアラビア語字幕、吹き替えがわかるようになりたい。
国連の公用語の1つなのだから文書も作られているだろう、小説も書かれているだろう、日本文学も翻訳されているだろう、それを読みたい。
文字を読むのは意外に簡単で、母音マークがついていればたどたどしく読めるようになりました。
さて、いわゆるフスハーとアーンミーアについでですが、テキストによくフスハーが標準語でアーンミーアが方言と書いてある。フスハーがコーランの言葉でアーンミーアは各地域で話されている言葉とか。フスハーを習っても地域に行ったら通じないとか。
言語はとかく違いばかり強調されがちです。
ところが!!!!
言語は通じるためのツールなので言語自体の持つ規範性があって、強制的に標準化される力がある。そうでなければアルジャジーラのニュースやエジプト映画がアラビア語圏全体で視聴され理解されているわけがない。
アラブ語圏の人はテレビで使われているのはフスハーです、と言うらしいが日本人の耳にはコーランのアラビア語と全然違う。で、フスハーだろうがなんだろうがあれで各国の人が聞いてわかるのならそれを習いたい。使われていない言葉を習いたいわけではなく、最大公約数があるのならそれを習えば良い。
日本だって地方に行っておじいちゃんおばあちゃんのしゃべる言葉がわかるかと言われればわからない。だけどすいませんわかりません、と言えば通じる。
そこで MSA (Modern Standard Arabic 現代標準アラビア語) になるわけですが、国連で話されているのも、各国の新聞のニュースも、学校教育も全部これだと言う。発音は各国で違いがあって、エジプトでジの音がギになったりするなど違いがあるが、どうにか通じる。フスハーではあるが、会話に使える。
日本で言えば江戸時代のさむらい言葉、そうろう文、と言う人がいるが、そうなのかもしれない。それがし日本人でそうろう。きでんはどこの国の出身でそうろうか。いや、映画を見ている限りそれほど変ではない、YouTube に子供向けのアニメなどがあるが、普通に喋っている。
なにしろいいのが語尾変化の相当部分が簡単になっている。
これを勉強します。
英語は相当出来る方(TOEIC 975点)ですが、映画は英語字幕を付けて見てやっと聞き取れて、それでも気の利いた言い回しはわかりません。
アラビア語でそのレベルは無理なのは承知の上での勉強です。