J言語ボキャブラリーのt.(ティードット)のm t.(アサイン・テイラー、テイラー数列を代入する)のところ翻訳を試みます。
関数 h=: u`v t. は、関数としてはuと同等の作用であるが、h t. によって生成される動詞は v である。下記の例でのexpのように、明示的な定義ではテイラー数列がない場合でもテイラー数列をアサインできる。
y=: i. 5 NB.0 1 2 3 4 ^y NB.オイラー数(自然対数の底)のy乗 1 2.71828 7.38906 20.0855 54.5982 ^ t. y NB.テイラー近似 1 1 0.5 0.1666667 0.04166667 exp=: 3 : '^ y' NB.このyは右側引数 exp y NB.関数^(キャレット、指数)と同じ働きをする 1 2.71828 7.38906 20.0855 54.5982 exp t. y NB.ところがテイラー近似に対応しない
domain error |
exp t.y |
最後の2例がわからなかったので実験継続。
*:@e t. y 1 2 2 1.33333 0.666667 *:@^ t. y 1 2 2 1.33333 0.666667
作られた関数を使って作られた関数にもテイラー数列が継承されるということらしい。