倉橋由美子の夢をみた。なんで彼女は死んでしまったのだろう、と夢の中で思ったという程度の夢なのですが、今日の日経の文壇往来にいま女性作家たちによって再評価されていると書かれていた。
むかーし読んで面白かったのに、いまではその多くが絶版で、生きていればこれほど忘れ去られないでいたはずなのに、と、夢の中で思って、起きて新聞に載っていたのでうれしいといえばうれしいのですが、不思議な感じ。
かつて印刷されて出版されてたくさんの人に読まれただけで十分と思わなければいけないのだろうなぁ。
筒井康隆も死んだら絶版になってしまうのだろうなぁ。
大江健三郎はノーベル賞とったからそう簡単には絶版にならないだろうなぁ。
とか、いろいろ考えています。
よく、古典は時代が選りすぐったもの、というけどほんとにいいもの(おもしろいもの)のすべてが残っているわけはない。だれにも見る機会がなければほんの百年ほどで消えてなくなるに違いない、と思う。
アメリカのジャズやミュージカルってすごくつまらないですよね? ほんとはすごくおもしろかったに違いないのに、今見れるもの、聞けるものはつまらないものだけが残っている、と思う。
話が飛んだけど、今、と自分の感性を大切に生きよう。
以上