3秒暗譜法

数字や語学の暗記法のひとつに3秒ずつに区切って覚えていく、という方法があります。3秒って短いような気がしますが、意外に会話のセンテンスひとつがおさまるくらいの長さがあって、人間の記憶の単位として適切らしいです。これを使って円周率のπを何百桁も覚えた人がいるとか、以前話題になっていました。もう絶版かもしれませんが、3秒英会話とか3秒中国語会話とかいう本もあったような気がします。


きょうのアイデアは曲の暗譜にこれが使えないかというアイデアです。ピアノは両手で一度に何音も押しますが、メロディーとして聞こえてくる部分はひとつのメロディーですので、ドレミで歌えるはず。練習のときには装飾音も含めてゆっくり弾くので口で言えない速さではない。一フレーズというか数小節ごとに覚えて行きます。ちょっと計算すると2,3小節で3秒くらいかと思います。


手順としてはこんな感じ。

1.ピアノ(キーボード)とICレコーダーを用意します。
2.ピアノでメロディーを一フレーズ弾いて録音する。
3.次にピアノを弾きながらドレミで歌って録音する。
4.次のフレーズで同じことをする。1曲全部終わるまで繰り返す。


1曲終了したら楽譜をしまい、ICレコーダーを聞く。


6.ピアノのメロディーを聴いてドレミを考える。
7.次に答えが歌われるので、確認する。


フレーズごとに6-7を繰り返せばドレミが暗記できるはず。


以上