カシオファンです。腕時計もCasioだし、大昔に始めて買ったデジカメもカシオ。キーボードもカシオ。
カシオのマーケティングというか製品はターゲットが明確なのがいいと思う。要るか要らないかがよく分かる。ターゲットとしているポイントに自分がフィットするととてもしあわせになれる。
iPadでHPの古い電卓のエミュレーターがあってそれなりにおもしろいのだけど関数電卓の進化した今風のグラフ電卓はどんなだろうと調べてたら、Casio ClassPad 330というのが引っかかってきました。日本では売っていないのでアメリカのサイトで注文しました。
比較したのが
HP 50g
TI-Nspire CAS
Sharp EL-9900
Casio Fx-9860GII
グラフを画面に描いてくれるので、グラフ電卓とかグラフ関数電卓とか呼ばれますが、同時に、数式を数式のまま計算する機能、いわゆるCAS(数式処理システム、Computer Algebra System)も対応しているようで期待値高いです。
カシオの ClassPad も含め、なぜ日本で、こうした高級電卓が売れないのかと考えてみたら、言語の問題が大きいと思いつきました。数学ってけっこう言語と密着していると思います。日本語が数学に適さないと言いたいのではなくて、むしろ適しているのですが、そのままコンピューター化すると、西洋人には違和感のあるものになってしまう。ぎゃくにあちらの考えやすいロジックがそのまま直訳では日本人に沿わないのではないか。そんなことも確認できるかもしれません。