音痴の治し方(自分の声を聞く道具)

これは、アイデアというか大発明だと思うのですが、自分の声を聞くためにハガキ大の紙とか、A4コピー用紙を半分に折ったものとかをマスキングテープか絆創膏で鼻とあごにくっつける。
そうすると、マスクと違って口は自由になっているのと、両脇があいているので、声が紙にあたって反射して耳に届きます。

 

目と両手は自由になっているので楽譜を見ながらピアノが弾けます。

 

これだけで私の場合歌をうたうのが100倍楽しくなりました。

 

やはり音痴の人でも音痴の歌(自分)を聞くのは苦痛なのですよね。それが少しでも音程が合っているだけで天国にのぼるほどたのしくなります。

 

仕組みとしては、顔の前に下敷きを立てて歌うのとか、バケツをかぶって歌う、エコーの効くお風呂場で歌うというのと同じだと思います。

 

録音したり、マイクとアンプを使う、カラオケで歌うというのは、それが効果のある人も多いと思うけど、音程が外れていることも強調されてしまいます。

 

めんどくさいことをしないで大声で歌ってみるというのもあるかと思いますが、マスキングテープと紙で音を反射させると小さい声でも自分の声が聞けるのがよいです。

 

NetflixはUbuntuでみれますか

結論から先に言うと見れます。毎日見ています。

 

今の環境は64bit版のUbuntu15.10。ブラウザーgoogle chromeです。

 

で、32bit版のUbuntuではたぶん見ることができません。google chromeほかのブラウザーが対応していない。

 

Netflixはとてもたくさんの映画が英語字幕付きなので、英語学習者は必須だと思います。スペースで止めて日本語字幕に切り替えたり、右左矢印ボタンで10秒くらい前後したり操作性もたいへんいいです。
画面の広いひと、二画面の人は辞書や検索画面をだしておいて、ネットでいろいろ調べながらみることもできる。最高。

 

実を言うと、いままで32bit版のUbuntuで見ていたのですが、見れなくなって、しらべたら64bit版にすれば大丈夫のようなので、余っていたマシンに64bit版のUbuntuをインストールしてみたところです。

 

追記:UbuntuAmazon Prime ビデオは見れますか。

はい、30日無料体験で、上記と同じ条件で見れています。操作性もだいたい同じです。
英語の勉強と言う意味では、Netflixの方が英語字幕で見ることができるのでいいと思います。

わたしが発見できてないだけかもしれないけれどアマゾン・プライムのビデオは英語字幕だすことができないよね。Netflixも英語字幕がないものもあるけれど、基本的にはある。

アマゾンはそもそもない。ということはいま英語でなんと言っていたか、なにをどう発音してたかが確かめようがないということです。無料体験でよかった。解約しよう。

 

 

日本人はどこから来たのか?

立ち読みで申し訳ないのですが、

 

日本人はどこから来たのか?
海部陽介

 

という本のぞいたら、

 

強く違和感をいだいてきたのが、欧米研究者の間でいつのまにか定説となっている「海岸移住説」だった。アフリカを出た人類は、中東から海岸沿いに広がっていったというものだが、はたしてそれは本当だろうか?

 

と書いてあります。逆にわたしがびっくりしたのは、日本の学者も「海岸移住説」が定説であることを知っているのだということです。なのにみんなこぞって日本人は大陸から来ただの、北方と南方の混血などと言うので日本では混血説が定説かと思っていました。やっぱ狂っているよね。一応世界の定説は知っているようなのでガラパゴスとは言いませんが。

 


ハプロタイプ多様性が海岸の人びと(日本を含む)で維持されていて、インドや中国では多様性がない。アメリカに至っては、ほんの一部が南北アメリカの全インディアンのハプロタイプの元になっている。これだけで、ごく自然に「海岸移住説」が成立すると思います。多様性のある方から多様性のない方への移住です。これを違うというのはたいへんむずかしいのではないでしょうか。

 

大昔のことだからどうでもいい面もあるのですが、「海岸移住説」を前提にして、なぜそうだったか、というふうに議論を進めた方が建設的だと思います。氷河期の大陸はひょっとしたら人は住めなかったではないか、とか、氷河期の終わった時に界面が上昇しただけでなく、地上も洗い流されたのではないか、とか。フィリピンやインドネシアにも縄文時代があったのではないか、とか、いろいろ思いつくのですが。

音痴の治し方 ガレージバンド編

音痴の原因のひとつに自分の声が聞こえてない、というのがあります。

 

マイクとアンプを使うとか、顔の前に下敷きを立てて歌うとか、Wiiカラオケで歌うとかいろいろ方法はあってそれなりに効果はあるのですが、たぶんとても効果があるのが録音して聞くことだと思います。

 

それも多重録音ができるのがよろしい。
なぜならメロディーを鍵盤楽器で別途入れられて、弾きながら歌わないですむ。
なんども歌える。
重ねて合唱にもできる。

 

というわけで最近使ってなかった古いiPadGarageBandをダウンロードしてやってみました。

 

手順

起動したら、左上のMy Songsを押して、プラスマーク「+」を押して新しい曲にします。
まずはキーボードでメロディーを入れます。デフォルトだと四拍子で8小節なので、アマリリスとか、日の丸(しろじにあかく)とか、かえるの合唱あたりがよろしいかと。マリリスだとこんな感じ。

 

ソラソド。ソラソー。ララソラ。ソファミレミードー。ソラソド。ソラソー。ララソラ。ソファミレドー。

 

入れ終わったら、My Songsのとなりのとなりにあるボタンで画面をトラック画面にします。

プラスマーク「+」を押してマイクの形をした「Audio Recorder」にすると、iPadに話しかけた音が録音されます。

その時鳴った音(メロディー)も一緒に録音されてしまうので、それでは多重録音の意味がありませんので、イヤホンかヘッドホンが必要です(試しにやるときは別になくてもいいです。何度でもやり直せるし)。

 

同じ声で重ねていってもいいし、裏声で歌うのもいいかと思います。

エコーをかけた声を重ねるとかもできます。

 

以上

音痴の治し方(ドレミ唱)

音痴の治し方にドレミで歌うというのがあります。

 

鍵盤楽器の安いの(カシオのSA-46とか)を手に入れて、例えばチューリップの歌をドレミで歌いながら、キーを押します。

 

ドレミ。ドレミ。ソミレド。レミレ。

ドレミ。ドレミ。ソミレド。レミド。

ソソミソ。ララソ。ミミレレド。

 

音痴なので、初めは音が合わないと思いますが、繰り返している内になんとなく合ってきます。気持よくなってきたら、たぶんこの曲に関してだけ言えば、音痴ではなくなっているのだと思います。

 

覚えたら、こんどはキーボードなしで歌ってみる。合わせる音がないとたぶん相当ずれるかもしれないけれど、それでもチューリップの歌に聞こえれば成功です。

最初のドだけあわせてもいい。

 

おなじくらいカンタンな曲だと、日の丸(しろじにあかく)とか春の小川とかあります。ニンテンドーDSにカンタン音楽力というソフトがあって、一オクターブ(ドからドまで)しか使わない曲がいっぱい入っているのでこれを使うのもいいかもしれない。

 

ドレミ唱用の歌集もネットにあります。

http://kquoe2.hatenablog.com/entry/20140206/p1

コツは、ほんとによく知っているカンタンな曲、小学校唱歌などを歌うのがいいと思います。

 

 

日本人の起源とハプログループ

2015年の暮れに、NHK

 

教科書が変わる!? 日本人のルーツをさぐる旅

 

というのをやっていて、富山の6000年前の遺跡小竹(おだけ)貝塚で人骨が91体見つかってミトコンドリアDNAが取れたとのこと。
ビデオをとりそこねたのですが、ネットで調べたらたぶんこれのことでしょう。

 

国立科学博物館便り(15) 2014年7月
2010年出土人骨のDNA分析
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所が2010年に発掘した人骨からミトコンドリアDNAを抽出し、APLP法とPCR-Luminex法による実験で13個体のハプログループを決定できた。
検出されたハプログループは、N9b:5個体、M9a:3個体、A:2個体、M7:2個体、G:1個体)であった。

 

テレビでは国立科学博物館人類研究部長 篠田謙一先生が、現代日本人に一番多いD4がこの中にないのは、D4が弥生時代に稲作や鉄器を日本にもたらした大陸からの人の移動があったからだと言っていました。

 

この論理構成でいくと縄文人にD4が一人でも居たら完全に論破されてしまうことになると思うのですが、篠田先生大丈夫かな。


実際、彼自身が書いた本のなかで縄文人のミトコンドリアDNAにD4があったことになっています。

 

DNAで語る日本人起源論(岩波現代全書)篠田謙一2015

 

の、p.185で東北地方から出土した中後晩期の縄文人骨で判明したミトコンドリアDNA29個体の中にD4bとD4h2が一体ずつある、と書いてある。
p.189には関東縄文人にD4があったと書いてある。

 


ハプログループD4が大陸人、弥生人というのは無理な考え方だと思います。

日本人の起源とハプログループ

新日本人の起源神話からDNA科学へ
崎谷満
2009
という本をよみました。

 

この本では次のようなことが最新の知見にもとづいて書かれています。

 

ミトコンドリアDNAハプログループとY染色体ハプログループのどちらを見ても日本人は多様性に富んでいる。
それらのハプログループで台湾に残っているものはないので、南方説は否定され、各ハプログループは北方経由で日本にやってきた。
大陸では多様性は失われたが、日本列島でお互いを排斥することなく助け合ってきた。

 

塩谷満先生は勘違いをしていて、遺伝的浮動によってハプログループは単純化するので、多様性の少ない地域から多様性の高い地域に人が移動したとは普通考えません。その確率は非常に低い。日本人が先祖とは言いませんが、南方でハプログループが多様化して、日本にやってきて、多様化したままの状態が保存されたのが日本、日本以外の各地域は遺伝的浮動によって単純化されて現在に至ると考えるのが正しいと思います。

 

追記:

もうちょっと言葉を足すと、例えばDが中国にいて、A、GがシベリアにいてBがチベットにいるとそれぞれがなんらかのルートを辿って日本にやってきた、という風に崎谷、篠田は議論するのだけれど、もっと大きなスケールで、どこかでハプログループミクスが発生して、その内中国に行ったグループではDが生き残り、シベリアに行ったグループではA、Gが生き残り、日本に来たクループではその他も含め比較的多くが生き残ったということです。