発音記号としての漢字

日本人からみると、どんな外国語も漢字にしてしまってそれも訳語が落ち着くまで何種類もある中国語はめんどくさくないのかな、カタカナみたいのを作ればいいのにと思いがちですが、今日は発音記号としても漢字はけっこう優れていると思うというお話し。


そう感じたのは喫茶店でコーヒーを飲んでいるときで、「コーヒー」って何語がもとかわかりませんが、世界中の誰が聞いてもコーヒーのこととは思えないだろう。韓国語の「コピ」も似たようなもので、それと比べると、中国語の咖啡(kafei)はなかなかもとのことばに近いと思います。


最近では、映画のマイティソーのソーってなんだ、ノコギリかと思って調べたら、北欧神話のThor(トール)のことで、ウィキペディアで中国語のページも有ったので、見たら索尔(suo'er)というのでトールよりマシかな、と思いました。


まそうは言っても半ば機械的にカタカナ化できる日本語の方が現代的かな。
科学用語をうまく訳せないでいる中国語をみるとちょっとかわいそうな時があります。