藤原為時の中国語

NHK大河光る君へ9回遠くの国で藤原為時花山天皇に中国語を読み上げているシーンがあった。

これまで光る君へで貴族たちが勉強するシーンで書き下し文で読み上げていたのでちょっとびっくり。

日本は我々が思うよりずっと昔から中国語を書き下し文で読み上げていたと言うのが現在の学術的な説だと理解しています。

平安時代はもちろんそうだったので、光る君へのいままでのシーンでそうなっていました。

とは言え、当時の日本人も漢文は日本語ではないことは十分理解していて、仏教のお教だけでなく、漢詩で韻を踏む必要がある事などから、中国語読みも行っていた事も事実です。

その辺のバランスを取るためもあって今回中国語読みなのですが、音も字幕もよくわからなかった。

仲尼 昔夢 周公 久 聖智 莫言 時代過

このまま翻訳機にかけても意味不明でした。 何かの引用でもない。

最愛の妻 忯子 よしこ を失って悲嘆に暮れる花山天皇を慰めるために為時が自作の漢詩を読み上げたと誰かが書いていたので、その趣旨で理解すると、

孔子が周公などの聖人は時は過ぎていくと言ってはならぬとおっしゃいましたが、
花山天皇の悲しみは云々

と続くのではないか。

追記

「本朝麗藻」という平安中期の漢詩集に収められていたもの、との事

https://twitter.com/manreki/status/1764468825016373460

で、区の図書館を検索したら本朝麗藻で検索した禁帯出で

群書類従 第8輯 塙 保己一

と言う本に入っているらしい。今度調べてまた追記します。

追記

ネットに載っていました。

https://artexhibition.jp/topics/20240302-AEJ1897142/

該当の部分は

孔子 昔 周公を夢見ること久しく
聖智 言うなかれ 時代過ぎたりと

で「あなたの御代は終わっていませんよ」と励ます歌だそうです。

なるほど。

チェコの砲弾

チェコウクライナに80万発の砲弾を供給する予定

と言うニュースがあった。

チェコEUがお金を用意してくれればマーケットから集める事が出来るとの事。

これはどういう事か考えてみた。

作っている国がチェコを含めて東欧諸国だとするとEUNATOの枠組みでは資金化が遅いのを嫌がっている。

作っている国がトルコや韓国やバルカン諸国だとすると旗幟を明確にしたくない。

ウクライナやロシアから中東のマーケットに流れたものかもしれない。武器の横流し

武器マーケットからの調達ならばチェコが間に立つ必要はないのでやはり現金が欲しい国なのだろうと思う。だとすれば東欧か。

ポジショントーク

ウクライナとガザについて日本がアメリカ側に立つのは仕方のない事だと思う。そしてたくさんの専門家がもっともな理由をつけて結果としてアメリカを支持する事を言うのも彼らが意識してかしなくてかわからないが仕方がないと思う。いわゆるポジショントークから自由な人はいない。

専門家なので我々より豊富な情報を持っているので話している事は参考になる。

が、しかし、負けるウクライナに肩入れする事が日本の国益に沿うとは思えないし、イスラエルに至っては何をかいわんやである。

大局的に見て世界は暴力で出来ていて覇権を握っているのがアメリカで日本はアメリカ側なので建前はアメリカが正しいと言わざるを得ない。それはそれでかまわないしそうするべきだと思うし、ロシア、中国、イスラムアメリカよりマシだとは絶対思わないが、下手な正義感を振りかざすのはやめたほうが良いと思う。

具体的にはウクライナに殺傷兵器を送るべきではない。
ガザにおけるイスラエルアメリカの行為を支持したくない。

と言うのが今の感想です。

早歩きの勧め

前回早歩きについて書いたのが11月11日なので、かれこれ1ヶ月以上毎日早歩きをしている。

競歩の歩き方やトレーニングのYouTubeを見たり、真似をしている。

Apple Watchを買って、スピードを測ったり、心拍数をリアルタイムに測っている。

ざっくり5km, 10km歩くのだが、いい感じである。

やめた事も含めいろんな工夫をしてみたので書いてみよう。

足はTevaサンダルを使っている。 靴は指先を痛めるので今回早歩きを始める前から基本的に老後はTevaサンダルである。 特に問題ない。

競歩歩きは踵を使うので踵を痛めるかと思ったのだが特にそんな事はなかった。 が、かかとサポーターと言うのがアマゾンにあったので買ってみた。
踵を覆うものでマジックテープでつける。 サンダルは後ろから小石が入る事があるのが防げたのが良かった。
1000円以下のを最初に買ったところ半月位で壊れたので1000円以上の売れているものに買い替えた。
サンダルがクッションがない薄いものなので踵のクッションが加わった感じでこれも良かった。

競歩歩きは腕を振る。 腕を振るのが格好悪いと言うか目立つので腕を振らずに早歩きの実験をしてみたがやはり腕を曲げて振った方が調子が良い。
速い。
競歩のルールでは膝を曲げないのも大事らしいが別に競歩をしているわけではないのであまり気にしていない。
気にしないだけでなく、気分が良いと早歩きから軽いジョギングに移って暫く走ったりする。

速度は以前は距離と時間で割り算をしていたがApple Watchが速度を示してくれるのでこれで時速6キロを維持する、とか7キロを維持するとかの歩き方が出来る。
心拍数も測れるので心拍数130を維持する、とかも出来る。
以前ダイエット関連で有酸素運動は心拍数を維持するとか言う記事を読んで、その頃は心拍数を測るには体になにか測定器を貼り付けて測る方法だったと思うので随分便利になったと思う。
時速7kmで心拍数130で早歩きしていると結構なスピード感と運動している快感がある。

競歩歩きは腰を使う。
その時腰骨と言うか股関節を前後に動かすので腹筋を使う。 これが不思議な感覚で、まだ研究中だけど全身運動している感じがして気持ちがよい。
考え事をしたりして意識が離れると歩き方が乱れると言うか競歩歩きでなくなって、スピードも落ちるので体が覚え込むまではまだ訓練が足りないと思う。
家でテレビを見ながらトレーニングする仕方がYouTubeに紹介されていたのでそれもやって見ようと思う。

ではまた。

アル・シファ病院

昨日イスラエル軍がガザのアル・シファ病院を襲撃して、まだ地下にあるハズのハマスの基地が見つかっていないのが今の時点。

イスラエルアメリカも地下にハマスの大規模な拠点があるのは確実と言っていて無かったら大変な事になるので、そんなドジをするわけはないと思うので考察。

でも24時間以上経って見つからないのは多分ないのだと思う。

で今後だけれども、イスラエルはなんとかしてあった事にするために偽装をする。 アル・シファ病院自体は過去にイスラエルが作ったもので地下の構造はよく知っている。 偽装のための資材、ハマス側の武器などを運び込むための時間が必要かも。 アメリカとの打ち合わせも必要だし。

ハマス側がイスラエルアメリカを騙したとすると、たいした情報操作だと思う。 二重スパイとかだよね。

もうすぐイスラエルは発見したハマスの基地の映像を発表するだろう。 それについてアメリカが認定して、たくさんのメディアがとりあえずあった事として報道する。

間を置いて、偽装だと言う意見も出るが真実は闇の中。

ガザへの侵攻はさらに強度を増して、戦いはイスラエルの圧勝となる。

と言う流れになるのではないか。

追記 2023/11/30

イスラエルハマスの拠点が病院地下に見つからなかったので偽装もせずに爆破した。

その後の人質交換と停戦の原因の一つではないかと思う。

無差別爆撃は強引に言い張れば自衛と言えるらしくアメリカも日本も自衛の権利は擁護すると言っていたが嘘はさすが守れない。
と判断した。
弱い側が嘘をつくのは当たり前だけど攻める側が嘘をつくのは駄目なのかも知れない。

こんな状況でガザ南部への侵攻に踏み切れるのだろうか。

人質交換と停戦の関係でヨルダン川西岸でのイスラエルのやりたい放題にも世界の関心が向いている。

私の今の考え: イスラエル民主化前の南アフリカのように人種隔離アパルトヘイトをベースにした軍事国家、警察国家になる。 ひょっとしたら不条理に殺される今までより平和になるかも知れない。 それで良い訳はないが現実だと思う。

ネタニヤフは We have to get rid of the poisonous regime as we did in Japan and Germany in WWII と言っている。
日本とドイツは違うし、アラブはさらに天と地とも違うと思うが、巨視的に見れば強いものだけが勝ってきたのが歴史だろう。

なのでやはりガザ南部侵攻、無差別爆撃は続き、アメリカはサポートし続ける。

早歩き

早歩き 速歩きについて。

70歳台になっても走れるつもりでいたのですが、65歳位から走れなくなって、72過ぎてからは普段の散歩もなんとなくゆっくりになっていた。

健康診断のフレイルの質問事項の中に歩くのが遅くなった、と言う質問事項があったのでああこれか、と思っていました。

昔パワーウォーキングと言うのが流行った頃に腕を曲げてせっせと歩いている人たちを見てかっこわるいなぁ、と思っていたけど、早く歩く事自体に意味があるかも知れないと思い直して研究中です。

グーグルマップでナビで距離が出るのを利用して5kmを早歩きで歩いてみたら丁度50分かかりました。 と言うことは時速6kmと言うことですね。
この位の速さならまだまだ歩けるし、そこそこ爽快感もある。

翌日ハムストリングに筋肉痛が出来て、これも心地良い筋肉痛だった。

とりあえず以上

2024年台湾総統選挙

台湾の選挙が来年あるらしい。 2024年1月。

台湾の総統選挙は絶対多数ではなく、相対多数とか。
と言う事は、過半数を取らなくても1位なら勝ち。
なので野党が候補を統一出来ない限り、民進党頼清徳候補に決まりだと思う。
野党は国民党侯友宜、民衆党柯文哲、無所属郭台銘。 で、統一するのはまず無理らしい。

しかし!!!!

日本の国会に当たる立法院民進党は現在過半数であるが過半数を維持するのはこの間に中国や米国がよっぽどヘマをしない限り無理。
仕組み上無理だと思う。
民進党過半数なのは前回の選挙が、中国が香港にむちゃくちゃな事をしている最中だったので、香港は将来の台湾、と言うスローガンが現実味があった。

現在、香港は中国になってしまっているけれど、戦場になったわけではない。
革命も起きなかった。
台湾を戦場にしないためには、と考えると、どの程度反中かどの程度の独立性を求めるかは意見の分かれるのはしょうがないと思う。
意見が分かれれば小党分裂になる。

中国が武力侵攻して来るのも怖いけど、経済崩壊や、民衆運動の暴徒化、米国による中国の海上封鎖、経済封鎖、など予期できない事が起きる可能性があると思う。

大きな枠組みとしてこのように考えているのですが、台湾国内での知識人たちの議論はどうなっているのか知りたい。

ブログやツイッターを探しているが今のところ見つかっていません。 誰か教えて下さい。

追記 2023/11/25

野党が候補を統一できなかったと言う事で、これで民進党頼清徳に決まり、みたいなニュースが流れている。
候補は統一できなかったが、アンケートでは有権者の60%以上が民進党に反対しており、国民党侯友宜、民衆党柯文哲支持者の数字を合計すると民進党指示をはるかに凌駕するとか。
と言う事は、民意は民進党を離れている。
NHKの解説では民進党は既に2期を経過しており、大衆は変化を求めている、とか呑気な事を言っていたが、この世界情勢の中で台湾の人々は必死に考えていると思う。
目的は台湾を戦場にしない事。
候補は絞れなくても、投票直前になれば野党候補の勝ちそうな方に一気に票がが流れると思う。

台湾の人の気持ちとしては、嫌だけど台湾を戦場にしないためには国民党侯友宜しかない、と考える可能性があると思う。 民進党頼清徳では危険すぎる。

民進党が民衆党柯文哲と選挙協力すると言うアイデアはないのだろうか。
民進党柯文哲総統。