最近よく見かける中華料理屋に「天鴻餃子房」というのがあります。


日本語では、「鴻」はたしか「コウノトリ」と読んだよなぁ、と思いつつ、中国語辞書で「鸿」(hong2)を引くと、「オオカリ,ヒシクイ」とある。


また、ユンチアンの本「ワイルドスワン」の中国語の題名が「鴻」だったよなぁ、とか。白鳥は中国語ではたしか「天鹅」(tian1e2)だとか、相当混乱しています。ま、同じものや似たようなものをいろんな呼び方するのはよくあることなので、ゆっくり考えることにしよう。


さてユン チアン(Jung Chang、張戎、张戎、zhang1rong2)の「マオ」(マオ―誰も知らなかった毛沢東)は、毛沢東についての必読書ですが、この本は彼女自身の著作として、英語版と中国語版があります。インターネットで入手可能です。


「毛澤東:鮮為人知的故事」
Mao: The Unknown Story


英語、日本語、中国語を比べながら読める。それも近代史をテーマに読めるというのは非常にラッキーなことかと思うのですが、さすが大部の著作なので、本箱に並んだまま1年ほど経過してしまいました。老後の楽しみに取っておくのは惜しいので、今度少しだけでも取り掛かってみようかと思っています。