ゴブリンスレイヤーとハマス

ゴブリンスレイヤーと言うアニメ化もされているラノベがあって、イスラエルから見るとハマスはゴブリンなのだろうなぁ、人間だと思っていないみたい、とかつらつら考えていて、いくら今回のハマスがやった事がテロだとしても報復が酷すぎると思っていたのですが、検索して見るとハマスはゴブリンなのだから殺しても良いみたいな事を書いている人がいるのでびっくりしています。

あくまで考えるネタですが、ゴブリンスレイヤーは「ゴブリンは皆殺しだ」とかは言いますがそれは悲しみを込めて仕方がない事としてやっているのであって、だからあそこまで禁欲的なのだと思う。 ガザの目の前でパーティを開いたり一人殺されると10倍返しするイスラエルとは違う、と思う。 10倍返しで恐怖を与えて二度とこんな事を企まないようにしてやる、と言うような事を言っているのを聞いて、ゴブリンスレイヤーの名言

奴らは馬鹿だが間抜けじゃない

と言うのを思い出した。

あと

俺は奴らにとってのゴブリンだ

とかどこかで言っていたよね。 何を言いたいかと言うとどっちが正しいとか悪いとかではなく、暴力でしか解決出来ない事があるのは人類の歴史でしょうがないけど積み重ねてきた戦争のルールみたいなものは出来れば尊重して欲しい。

ハマスはISISやアルカイダのようなテロ組織ではなく、普段の行いはイスラム同胞団やタリバンのように民衆の生活に密着しているので根絶やしにする対象ではないと思う。 世界の国々でもハマスをテロ組織認定している国はほとんどないと思う。 タリバンに過激派と穏健派があるようなものかもしれない。

ゆっくり考えよう

ところで

同じ戦術を使うな 死ぬぞ

と言う名言もあったね。